住宅金融術

未来を見据えた家づくり②”お金・生活・未来のバランス”

住まい選びには戸建て、分譲マンション、賃貸それぞれに長所と課題があります。戸建ては自分のペースで修繕ができ、音やペットの問題も気にせず暮らせますが、固定資産税や定期的なメンテナンスが避けられません。マンションには一生かかる管理費や修繕積立金があり、固定資産税についても共用部分の床面積が按分されて専有部分に含まれるため、一般的に課税額が増加する傾向があります。賃貸は年齢とともに契約が難しくなるリスクが伴います。

特に、庄内地方のように広い土地が手頃な価格で手に入る地域では、戸建てを検討する方が多いかもしれません。ここで大切なのは、将来の生活も見据え、維持費や修繕費に備えた現実的な資金計画を立てることです。

例えば、エコキュートなどの設備は10年程度で故障のリスクが高まり、交換費用も考慮が必要です。さらに、将来的に家を手放す際、親族や地域の人々にとって受け継ぎやすい資産になるかも見据えましょう。

安さだけで業者を選んでしまうと、結果的に質の低い施工で光熱費が増えるなど、かえって生活の質が低下するリスクもあります。理想の住まいで生活を豊かにするためには、短期的な価格よりも長期的な価値を重視する視点が欠かせません。

アトリエイマジン
アトリエイマジン

未来まで見通した家づくりを、ぜひ私たちと一緒に考えていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました