工事へのこだわり

基本仕様の理由

お客様より相談を受ける際にこんなことを聞かれる場合があります。

「イマジンさんではどんな工法や特徴がありますか?」

当社では特別な工法はしておりません。昔からある木造在来工法です。フランチャイズにも加盟しておりません。それには理由があります。

当たり前のことを当たり前にする。

簡単そうで難しいことです。なぜならそれには技術が必要とするからです。

築30年~40年に住んでいる方がよく言います。「うち、さむいのよね・・・」これには原因があります。一つは、断熱工事の大事さの認識がなかったのです。

昔、わたしが弟子の頃よく職人に言われたのは「断熱をすると柱や土台が湿気で腐ってしまう」・・・根も葉もないデタラメです・・・そんな時代に建てられた、いや、そんな職人に建てられた家は当然の事ながら断熱の施工がしっかりとなっておらず寒いのです。

では、高断熱・高気密住宅が良いのか?

はい、その通りだと思います。しかし・・・私たちの住む山形県鶴岡市です。北海道のような断熱は必要でしょうか?それが正解でしょうか?・・・

住宅の気密も同じです。値隙間相当面積(C値)0.2c㎡/㎡です!が良い!とか言っている人もいますが本当でしょうか?換気などの開口部を密閉した検査状態と生活する状態とでは違いますよね・・・これらは予算があればよいでしょうけど・・・

アトリエイマジンの断熱材は壁で言うと高性能グラスウール16kg品100mmです。気密は平均1.0~0.9c㎡/㎡です。この数字はなんら珍しいことではありません。

でも、冬寒いと言われたことはありません。実際住んでみて超高気密・高断熱との違いは判りません。それはなぜか?

当社の大工職人が、断熱に対してしっかりとした意識と技術をもって施工しているから、つまり、工事を行う職人さんが大事ということです。